次の生徒さんが来ました。

レッスンが終わり、帰りのかたずけをしていたちょっとだけお兄さんのKくんがすぐにSくんの側へ

今日はココにシール貼るとよ!わかる?

楽譜と鉛筆は準備した?と教えてあげていました。

ほんわか嬉しいです。こうやって優しくできるKくんも春には1年生

もうすぐみんな卒園業、入園学、進級と成長の春がやって来ますね

 

 

小さな頃から音楽教室などでピアノを習っていて確かにピアノをすらすら弾くことができる。

1年生でブルグミュラー???それはすごいこと!!こんなに小さいのにこんなに弾けてすごいね!!と驚きの瞬間に何度も出会います。

でも、指はぺったんこ、この音はなんの音かな?ここはこう書いてあるけどどう弾いたら良いかな?

他から来た生徒さんは楽譜が読めない子がとても多い…それが私の悩みです。

弾けるのになぜ楽譜が読めないのか?

ほとんどの子が、なにかしらのお手本がないと弾けないということ。

・誰かが弾いてくれてそれを真似する

・お手本を聞いて覚える(耳からの練習)

・ドレミを誰かに書いてもらう

 

最近はこんな子がとても多いです。果たして、これはピアノを習って来たのでしょうか?と私はいつもいつも疑問に思っています。

でも、最近はあまりにもこういう生徒さんが多くて….

楽譜が読める読めないは関係ない?

ただ、弾けるように育てれば良い?

そう、自分に自問自答。。ふと、自分の信念が揺らぎそうになります。

ただ、弾けるようにすれば良いのならそんなの簡単です。

先生が弾いて、真似をさせれば良い。

ドレミを書いて弾かせれば良い。

それういうレッスンは果たしてレッスンと言えるのでしょうか?と私はとても疑問に思います。

だからこそ、その子がなにを求めてピアノを習いに来ているのかを明確にする必要があるし、

それによってはレッスン方法も変わってくるということ

習っているけれど楽譜が全く読めないんです….

という生徒さんが多く訪ねてこられます

最初に楽譜を読む!という、とても大変な作業を避けて来たはずです。

しかし、先々弾きたい曲を1人で弾けるかどうかは…

なんで楽譜を見なければいけないのか?

今、どこを弾いてるのかわかりません。どこですか?

強弱ってなんですか?

ということをよく聞かれます。

 

結局は楽譜の意味をわからないまま表現方法をコントロールできない。ただ、弾ける。という子が多いのがとても残念です。

耳が育つと絶対音感を持ち、譜面なんて要らないという方ももちろんおられます。だから、楽譜が読めないのがいけないのではなくて、

そういうレッスンをレッスンとして行うことが残念だな。と思ってしまいます。

私は、楽譜は読めないよりも読めたほうが良い

という考えです。

有名なミュージシャンも楽譜なんていらないよ、適当でいいんだから

弾ければいいじゃん!という方がいらっしゃいますが、それはそれ。

きっと、譜面を読み書きできる人の方がうんと心も豊かだし音楽性に優れていると….

 

 

 

最初に譜面を読むことからレッスンを受けていない生徒さんは

音符を読むことが大嫌い😓音楽記号も全く知りません😅

だから、楽譜が大嫌いです。勿体無いなと悲しくなります😢

 

 

ミソラではパラパラとすぐに大曲が弾けるようになるレッスンは行なっておりません。

それは基本を大切にしているからです。

その代わり、

ミソラで育った子たちは読譜が得意です。

3歳さんも初見(初めて見た楽譜)で弾くことができます。

 

半年間、音遊びをし、次のコースちびっこピアノを開始したMくん

変顔がmy ブームですw

リズムもバッチリ取れます!これからが楽しみです🎵